ドル円は介入で一旦転換するのかどうか。 2022/9/23pm2:26作成

昨日の日銀による為替介入で、21日のFOMCによる0.75%利上げと22日の日銀金融政策決定会合による金融政策現状維持を織り込み、
145円をつけたドル円が一気に500pips(5円)近い下落。

日銀による為替介入は24年ぶりと言われていますが、どこまで効くかはまだ未知数です。

2015年に125.5円に到達したドル円上昇に対し日銀黒田総裁が口先介入した時は、そこが転換点となり、その後数年間その高値を超えられず、「黒田ライン」と呼ばれました。

しかし、中央銀行の介入に対しヘッジファンドが勝利した、ポンド危機のような前例もあり、介入がどこまで効力を発するかはわかりません。

少なくともドル円のここまでの上昇は移動平均線乖離率の点から過熱しているのは確かで、一旦冷却期間に入ってもおかしくないレベルであり、また今回の急落でシコリ玉が高値圏に残ったと思われる事から、145円の付近に強い抵抗帯が形成され、上値が重くなるのではないか、と推測されます。

※5円幅の下落で高値圏での買ポジションが切られている場合はやれやれ売りが出にくい環境になっていますから、まだ様子を見る必要があります。

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