米株をはじめ世界中の株が下落傾向継続の流れ。
9月のFRBによる利上げペース維持のニュース後と同様、米中央銀行が不景気や株価下落に配慮し利上げペースを落とすのではという期待からやや反発していた株式市場は、
指標内容から今後もFRBが利上げに対し強気の姿勢を維持するタカ派継続と見て値下がり。
米10年債利回り、ドルインデックスは一旦の下落から再上昇、押し目を作る形となりました。ドル円は介入警戒からやや上昇程度の反応でしたが、ドルストレートは下落。
ユーロ、ポンドは売られすぎ、また英債券購入のニュースから先週大きく反発していましたが週央から下落回帰。オージードルに至っては反発が弱く、金曜日に年初来安値を割る展開となりました。
今週は週初にまた売られ過ぎからの反発があるかもしれませんが、特にファンダが変わらなければ今の流れが継続すると思われます。
ただ、ダウやナスダックなどインデックスはエリオットカウントから見るとそれなりに波を使い下げており、テクニカル的にはそろそろ一旦の上昇転換があってもよさそうな位置にはあります。
毎年この時期から年末にかけクリスマス商戦が始まり株価は強含む傾向にあるため、反転の動きに注意は必要です。
変化がありそうなものとしてはゴールドやシルバーなど貴金属が底堅い動きになっていること。ただし日足では3年線下抜け後のリテストにも見える。その場合、更なる下落に注意。
(ビットコインは日柄調整をそろそろ終えて日足ラインブレイクから上昇の目もありましたが今の所失敗しています)